人は皆、自分は「こうあるべき」という理想像を持っていると思います。
あなたも私も自分の理想像があると思います。
私であれば、「親として子どもの見本になるように、会社で仕事をして、家にいる時は子どもと遊び、家事もしっかりする」。
そんな理想があります。
そして私はある程度、そんな理想像に近いことを出来ています。
俺って結構頑張ってる(笑)
しかし、結構ツラい。否。かなりシンドい。
自分の時間を削って仕事、家事、育児に全力投球はツラい。
なぜツラいのかを考えてみると、本当の自分の理想像というのが見えてきます。
本当の理想像って
本当の理想像というのは、自分自身好き勝手に、自分の時間を使えることなんだと思います。
好きな時に趣味、仕事、家事、育児を出来るのが最高の理想像です。
では冒頭であげた「親として子どもの見本になるように、会社で仕事をして、家にいる時は子どもと遊び、家事もしっかりする」という理想像って何なんでしょうか?
条件付き縛られた理想像
例えばテレビやインターネットで得た情報。
周りの人からの期待や要望。
私たちはネット、リアルに関わらず他人の意見や、凝り固まった常識に左右されています。
その結果、縛られた条件つきの理想像を持ってしまいます。
大人になったら自分で働いてお金を稼ぐのは当然。
男の人も家事・育児をするのは当然。
そんな情報や周りの期待に侵された結果出来上がった理想像でしかありません。
人は自分の理想から乖離すると、イライラしたりストレスが溜まってしまいます。
ストレスを解消するために、人のせいにしたりもします。
ねじ曲がった理想像は危険
周りに影響された、ねじ曲がった理想像を追い求めた結果、人からの期待と削ぐわない結果を生み出してしまうこともあります。
例えば「家族のために」という理想を持ったとします。
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「残業ばかりで家族と一緒にいる時間が少ない。休日も仕事や節約生活で遊びにも行かない」
↓↓↓↓↓
「家族から一緒にいる時間が少ない。外食も旅行もせず、つまらないと不満」
↓↓↓↓↓
「家族のために働いているのに、文句を言われて不満」
↓↓↓↓↓
「離婚で家族はバラバラに(´Д` )」
なんてことにもなります。
「家族のために」という理想は、決して「働いてお金を稼ぐ」ということだけではありません。
「家族のために」残業せず、子どもの面倒を見るために早く帰る。
「家族のために」稼いだお金を貯金だけでなく、旅行費用に使い皆で楽しむ。
「家族のために」という理想のベクトルが違ってしまったために皆が不幸になってしまっていますね。
理想像としてシンプルに
「家族が楽しく過ごせる」
「家族が笑って過ごせる」
と思えていれば、ベクトルがズレることはありません。
ネット上で年金が2000万円足りないとか、隣の家の旦那は一流企業でバリバリ働いている。
そんな情報に左右され節約や残業に追われたりする訳です。
まとめ
今現在、あなたが何かに不満があるのであれば、あなたが理想としている生活とかけ離れているはずです。
そんな時は自分が思っている理想像は、本当に自分のための理想なのか、誰にとっての理想なのか、振り返ってみると良いでしょう。
自分のためにと思っていた理想が、誰かから刷り込まれた情報に縛られているかもしれません。
また、誰かのためにと思ってあなたが良かれと掲げた理想が実は相手の理想とかけ離れているかもしれません。
何かツラいと感じたら、自分の理想を修正してみましょう!!
そうすれば少し気持ちが楽になるはずです。
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