人生を楽にする魔法の言葉を発見!!
「見ない聞かない反省しない」です。
あっこれ本のタイトルなんですけどね。
kindle umlimitedで無料で読みました。ありがとうございました。
kindle umlimitedは心理系の本がとても充実しています。
Contents
読んだきっかけ
嫁とけんかをしました。
嫁とけんかをすると、嫁が悪い時に嫁は謝らないし、翌日も機嫌悪いしと態度がめちゃくちゃ悪いです。家事育児放置気味になります。
私がするのがわかっているから家事育児放棄するという心持ちもムカつく。
嫁とけんかをして、私が悪い時は、私は素直でもないけど謝ります。翌日には機嫌を直して家庭円満のため、家事育児を多めにします。
そんな我が家の暗黙の文化みたいになってしまっていました。
ケンカのたびに私だけ謝って家事育児の負担増えるって「やっぱり納得いかない!!」
ってことで、謝るのやめることにしようと思っていた矢先に「見ない聞かない反省しない」と出会いました。
この反省しないってところに惹かれて読みました。
自分の価値観を変えられる良い本でした。
見ないって何?
この見ないということですが、
ということです。
相手の悪いところを見ない
私の場合、自分を基準に考えて、自分ができることを他人ができないとイライラします。
「何でできねぇんだよ」イライラして、悪いところばかり見てしまいます。
人間誰しも得意不得意があって、運動神経が悪い人に「100メートル11秒台で走ってよ」といっても無理です。
音痴な人に「カラオケで90点以上出してよ」と言っても無理です。
ですが不思議なことに人は「あの人ってあんな簡単なことも出来ないの!?」と自分基準で考えて人にイライラしてしまいます。
あなたも心あたりがありませんか??
それってその人が苦手なだけじゃないですか!?
出来ないことは悪いことでは無いんじゃないですか!?
また、相手にイライラする理由ってよく考えてみると、自分が我慢していることだったりしませんか!?
この言葉に隠されていることは、「自分だって節約を考えず、好きなものを買いたい」とか「自分も休みたい。ダラダラしたい」という本音が隠れています。
つまり。。。
ということで、相手の悪いところを見てします原因は、自分と比較したり、嫉妬からくるものです。
悪い未来は見ない
これ、私自身の長所でもあり、短所でもあります。
新卒時の企業面接でよく言っていた言葉です。
リスクヘッジをしながら生きるのはいいのですが、この最悪のことを想像するって、未来はネガティブなものと勝手に脳が判断しちゃいます。
「引き寄せの法則」というものもありますが、最悪なことを想像すると自己暗示で、最悪なことが起こるような行動選択をしてしまいます。
心理学で「確証バイアス」というものがあります。
「人間は自分の欲しい情報を集める」つまり「ネガティブだとネガティブな情報を」「ポジティブだとポジディブな情報を」集めるということです。
聞かないって何?
人は周りの評価や評判が気になります。
特に日本人は「空気を読む」という文化があるので、とにかく周囲との調和を気にする傾向があります。
周りに常にアンテナを張っていると、自分のこと以外のことも耳に入ってきます。
他の人への悪口、陰口、不平不満、
自分のことじゃないのに、嫌な気持ちになります。
自分にも当てはまることがあると、さらに気持ちはしょんぼり、イライラしてしまいます。
「聞かない」は中々難しいですが、ポイントは3つですね。
聞かないをすると自分のペースで物事を進められるようになります。
何でもかんでも自分のせいにしないようにする。
周りの声を聞いてしまう人は、何でもかんでも自分のせいにしてしまいます。
物事の原因を自分に結びつけてしまうのです。
自分自身(パーソナル)に全ての原因を結びつけると、何でもかんでも「自分が何とかしなくちゃ」となってしまい先に進むことが出来なくなってしまいます。
会社で困ったオーラ全開で「困ったー、忙しい、どうしたらいいんだろぉ…」と言っている同僚がいたとしても「聞かない」を実践します。
私もそうですが困った人を放っておくのは気を引けます。
しかし、頼まれた訳でもないのに積極的に手を貸すのは、自分自身に原因を結びつけているだけです。
いわやるおせっかい。余計なお世話ってやつです。
困ったオーラ全開の同僚は「俺忙しいんだぜ!!仕事してる俺すげぇだろ」という承認欲求を欲しているだけかもしれません。
にも関わらずあなたが助けてしまうと、その人は、「あの人は何でも助けてくれる」となり、あなたは都合の良い便利屋さんになってしまいます。
便利屋さんになると、手助けするのが当たり前だと思われ、助けないと不満を言われるようになってしまいます。
人の話は真剣に受け止めすぎず、気にしない。
何でもかんでも「聞いてしまう」人は責任感が強いです。
何でも自分で解決しよう、あの人の悩みを解決してあげようとしてしまいます。
そんなに真剣に人の話を聞かなくても大丈夫です。
何でも真剣に聞かず、聞き流す程度にしましょう。
人は真剣であれば何度も話してきたり、聞いてるの?と言ってきます。
課題の分離という心理用語があります。
一時期流行ったアドラー心理学の根幹です。
課題の分離とは「自分の課題と他人の課題を線引して考える」ことです。
つまり、自分のことは自分で。他人のことは他人でしなさい。ということです。
人の話を聞きすぎる人はこの「課題の分離」が下手くそです。
私もこの課題の分離が下手くそです。
困っていると言っている人を助けにいったら、実はそんなに困っていなかった。
困っている人を助けに行ったら、問題が多く解決しないし、困っていた本人は逃げてしまった。
あなたに責任だけが重くのしかかり、疲れるだけです。
他人の課題まで自分の課題としてもらってきてしまうのですから当然です。
他人の話は、話半分程度に聞き流しましょう。
周りの話に聞き耳をたてないようにする。
そもそも人の話を聞いてしまうから、疲れるのです。
わざわざ、周りの話に聞き耳を立てるのはやめましょう。
人がヒソヒソ話しているのを聞くと「あれっ!?私の悪口言われている??」となって気になって仕方なくなります。
あなたのことを言っていることもありますが、他人のことかもしれません。
自分のことだと判断のつかない情報に傷ついたり、イライラしたりしてしまう根本は、聞き耳をたてて不確かな情報を勝手に自分のことだと思ってしまうことです。
直接言われた訳でもないのに、自分のことだと思いこんでしまう。そして自分のことだったのかを確かめることができないモヤモヤ。
人の話というのは、聞きに行くから聞こえてしまうのです。
訓練次第ですが、落ち着いて自分の鼓動を感じたりしていると自然と周りの声や音もきにならなくなります。
反省しないって何?
反省すると「自分はダメだ、自分はダメだ」と自分の頭の中がダメだに支配されてしまいます。
失敗のイメージが現実になってしまうことも多いでしょう。
何よりもったいないのは、「自分はダメだ」に時間と気力を使ってしまうことです。
自分ダメだなーと10分反省して落ち込んだら気分も滅入って「もう今日は何もしたくなーい」となってしまい1日が無駄になってしまいます。
反省して、しっかり出来るようになることなんて殆どありません。
失敗したら「今回失敗したのはなぜだろう」ではなく、「次に成功するにはどうしたらいいだろう」と考えます。
人間には得意不得意があります。
「不得意だったんだ。仕方ない。」で終わらして、得意なことで挽回するでもいいです。
いい子じゃないといけないなんてことはありません。
しっかりした大人じゃなきゃいけないなんてありません。
反省したり、謝ったりすることを探さず、「楽しい」「嬉しい」「ありがとう」を探して、言葉に出して人に伝えましょう。
まとめ
生きていくのに、自制心は必要です。我慢を強いられる時もあります。
ですが、自分はとっても我慢をしていると思ったら少しくらいワガママ、自由奔放に振舞ってみる勇気が必要です。
最低限の配慮とか尊敬があれば問題ありません。
相手に納得感さえ与えられれば、多少の我儘で嫌われてしまうことはありません。
周りの成功している人を思い浮かべてください。
結構我儘な人が多いはずです。
そして成功している人は、成功以上に失敗もたくさんしています。
失敗しても反省せず、「失敗したことも財産だ」と軽く考えているはずです。
自分のしたいことを全力でして。人を傷つけない人になれれば、息苦しかった毎日がとたんに明るく楽しい毎日になります。
そんな明るく楽しい毎日を過ごす魔法の言葉が「見ない、聞かない、反省しない」です。
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