鼻に綿棒入れるだけで耳管開放症の苦しみから解放された話。

民間療法で耳管開放症の苦しみから解放された。

ついでに副鼻腔炎(蓄膿症)、後鼻漏もかなり改善した。

あくまでも私の体験談である。

信じるか信じないか、試してみるか、みないかは自己責任。

色々な選択肢があるし、耳鼻科でも同じことしてくれるところがあるかも。

その点では、完全な民間療法という訳でもないか。

民間療法以上、医療行為未満。

そんな感じ。

で、何して耳管開放症が完治したのかってところ。

この本を読んでBスポット治療ってのをしてみようと思った。

鼻に綿棒突っ込む。ただ簡単な作業。

鼻に塩化亜鉛付きの綿棒いれるBスポット治療で、鼻水を絡めとった。

この鼻から上咽頭に塗るってヤツ。

私の場合、喉からだと効果無かった。

塩化亜鉛はアストリンゴゾールを使用。

アストリンゴゾール

白い綿棒で紙軸なら何でも良いと思う。100均でOK。

この2つで1週間で解決。

あんだけ左耳の中がパカパカいってた耳管開放症が完治と言っていいくらいな症状へ。

2年以上も耳管開放症だったので普通の状態に慣れてないのもあるが、違和感ほぼ無し。

違和感出てきたら鼻に綿棒で鼻水出し切ると簡単に治る。効果も持続する。

私の耳管開放症の原因で、臭いクシャミを引き起こす、頭痛誘発、顔面痛を引き起こしていた蓄膿症もほぼ完治。

蓄膿症から発展した、喉がイガイガ、喉にべっとり痰という名の鼻水がべっとり絡みつく後鼻漏もほぼ完治。

マジでやって良かったー

でもね。

実際に鼻に綿棒突っ込むまでには、結構な月日がかかった。

ためらい、そしてためらい。またためらい。

ためらうこと3ヶ月。やっと実践。

鼻に綿棒入れるとか怖いじゃん。。。

傷つけたりしたら死んじゃわないだろうか。

塩化亜鉛を患部に塗り込むと激痛とか書いてるブログはたくさんあるし。。。

そんな言い訳で、躊躇うこと3ヶ月。

だが決断した。

やっぱり耳管開放症ってツラい。

気になるし、症状を治そうと耳抜きすると頭痛するし。

これまでに耳管開放症を治そうとたくさんの方法を試したが、完治には結びつかなかった。

https://easy-seikatsu.com/kenko/jikan-kaiho

そして考えられる治療方で残された手段は2つだった。

塩化亜鉛を鼻や喉に塗り込むBスポット治療or手術。

手術は面倒だし、治るか分からんし。

未だかつて病院に入院したことがないから嫌だ。

耳鼻科の先生も副鼻腔炎で耳がおかしくなってるのかなーとか。

アレルギー抑える薬出してくれたり、とにかく様子見でと言うだけで中々手術にたどり着くのは難しい。

私の場合、鼻茸出来ている訳でもないし。

つまり、慢性蓄膿症だけど症状は軽い。

そうそう、ホイホイ手術って訳にもいかないのでしょう。

そして、そもそも耳管開放症を理解できる耳鼻科が少ない。

慢性蓄膿症と耳管開放症がリンクする耳鼻科は殆どいない。

つーわけでBスポット治療に活路を見出すしかない。

Bスポット治療してるってことは、耳管開放症にも一定以上の理解があるということ。

けど近くにBスポット治療してる病院無い。

もうやるっきゃねえ。。。

セルフBスポット治療!!

そう、鼻に綿棒突っ込む。

でも怖いぃぃぃぃぃぃぃイイイィ!!

よくよく怖い理由を考えてみた。

鼻の中に綿棒入れるの怖い。

この鼻の中に綿棒の恐怖だが、胃カメラを鼻から入れたことがあったことを思い出したり、有名人がテレビやってた鼻ヨガのことを考えて克服。

鼻から胃カメラはめちゃくちゃ痛くて、大変で、めちゃくちゃえづいたし、めっちゃ涙出まくった。

けど、鼻に入れるまでは大丈夫で、喉を通る時がやばかっただけであることを思い出した。

あと、麺類を食べててむせた時に、鼻からお蕎麦とか、鼻からうどんになった事が何度かある。

もちろん鼻から牛乳も体験済み。

つまり鼻って異物入っても結構いけちゃう系じゃないかと考えがまとまる。

さらに説得材料として、スートラネティっていう鼻ヨガを見たことを思い出した。

世界の果てまでイッテQでイモトや森三中とかがしているやつ。

鼻から紐いれて、口から出して、鼻と口から糸を出した状態でシュコシュコする。

鼻と喉を思いっきり素人か擦っちゃってるじゃん。

あと塩化亜鉛については、アストリンゴゾールを混ぜた鼻うがいで、アストリンゴゾールを入れても痛くなくなった。

最初は300mlに2ml入れてしていたが、結構ヒリヒリと痛かった。

2ヶ月程、少しづつ濃度を濃くしていき、5mlでも痛く無くなった。

しかし、5mlにするとすぐにアストリンゴゾールが急速に無くなる。

金銭的にあまり良くないなーってことで鼻うがいを少しして液を100mlまで減らして、3ml入れたり、50mlで2mlにしたりした。

こんだけ濃度あげても痛くないなら、原液でも大丈夫そうという感覚になっていた。

て事で、素人が鼻に綿棒入れたり、塩化亜鉛原液塗り込んでも何か大丈夫そうじゃんという結論に。

耳管開放症、蓄膿症、後鼻漏の治療で、何かにチャレンジする抵抗が無くなってきていたのも大きい。

漢方薬、耳栓、鼻水吸い取り機、鼻腔シール、鼻呼吸マスク、鼻うがい、鼻うがいにアストリンゴゾール混ぜたり。

かなりの場数を踏んできた。

さすがに耳管開放症を2年以上患うと、日常生活が辛すぎて、治すためなら多少くらいはチャレンジだってしちゃう。

綿棒の先の方を少し曲げる。

アストリンゴゾールに綿棒を浸す。

鼻に突っ込む。

何かうまく入っていかないので、顔をチョイと下向きにしてみた。

あっ何か奥まで入ってく感じ。

綿棒をクルクル回したり、鼻の中の壁面を1周する気分で動かす。

そして取り出す。

そして驚愕する。

マジでグロ注意。

なんということだろう。

綿棒にびっしりと湯葉がコーティングされて出てきたのだ。

ホントに湯葉みたいな白濁した薄い皮。牛乳をレンジで温めた時にできる皮。

そんな皮のような鼻水のコーティングが出てきた。

左の鼻の穴から湯葉みたいな皮が出たので、右からは何が出るか楽しみで綿棒を入れてみた。

うまく入らない。

顔を下にしてみる。

やっぱりうまく入った。

下を向くのがポイントのようだ。

同じくグルグルと鼻の穴の壁面を綿棒で擦る。

右の鼻は湯葉ではなく、綿棒の先が2つになったかと錯覚するような丸々した小さな、つみれみたいなものが綿棒にくっついて出てきた。

しかもこのつみれみたいな塊に。微妙に血がついている。

Bスポット治療のブログでよく見る、血がついてるというのは、これのことかもしれない。

でも血よりも何よりも鼻の中から湯葉やつみれ風の鼻水の塊が出てきた衝撃の方が大きい。

鼻から尋常ではない量の異物が出てきたので、当然ながらかなりスッキリした。

かなりスッキリしたと思ったら、あんなに鼻をかんでも出てこなかった鼻水がスルーっと滴り落ちてくるではないか。

どうやら湯葉風鼻水とつみれ風鼻水が、蓋の役割をしていたようだ。

鼻をかむと出るわ、出るわの鼻水の洪水に見舞われた。

大洪水でも流れないと定評のあるヘーベルハウスが流れるくらいの鼻水の洪水。

鼻水の洪水は最初は白い粘り気のある、蓄膿症の特徴そのものの鼻水。

そして、鼻をかみ続けていると、白い粘り気のあるものから、透明なちょっと粘っこい鼻水に変化していった。

久しぶりにみたわ。透明な鼻水。

ってことでセルフBスポットにより、鼻水がめちゃくちゃとれた。

どこにそんなにあるんだというくらい。絶対戻せないよね?

鼻ってびっくり箱なの?

私の鼻って四次元ポケット?

鼻の通りは、ゴールデンウィークの渋滞から、世界で自分1人が取り残されたくらいスカスカな状態へ。

通り過ぎて怖いくらいに改善。

次の日の朝に、また鼻が詰まっているので鼻に綿棒突っ込む。

今度は左の鼻からは透明なスライム状のBB弾くらいの透明な鼻水の塊がとれた。

これが鼻くそになるんだろうな。

右の鼻からは、やはり血がついた粘っこい鼻汁がとれた。

鼻が通る。空気が脳にまで届く感じ。

鼻が詰まっていると、鼻呼吸をする度に脳が熱くなる感覚だったが逆。

脳に風が送られる感じ。

何これすごい。

という訳で、鼻に綿棒突っ込む生活を3日程したところ耳管開放症は完全に治った。

全くならない。

あんなに耳管がパカパカしていたのに。

鼻に綿棒突っ込む生活1週間で蓄膿症と後鼻漏についても、症状が落ち着いた。

鼻水が全く出ない訳では無いが、鼻づまりという症状からは解放された。

鼻づまり対策で耳鼻科から処方されている点鼻薬を使っているがめちゃくちゃ効くようになっていると思う。

たぶん鼻が詰まっている状態だと、鼻の壁面についている鼻水に邪魔されて、身体に浸透しないのだと思われる。

まさに鼻水が減る好循環。

鼻の中に空気をしっかりと取り込めるので、乾くのもいいのかもしれん。

鼻に綿棒突っ込む生活を続けて気づいたコツは、綿棒を鼻の中でゆっくり回すこと。

鼻の中の壁についている粘っこい鼻水を剥がすことを意識する。

蓄膿症の人が鼻をかんでも鼻水が、出てこないのは粘り気のある鼻水が鼻の壁にしっかりとくっついてしまっているから。

少しでも剥がれれば、軽く鼻を噛むだけで鼻水が恐ろしい程に出てくる。

ということで子供から強力な風邪をうつされ約2年半に渡る耳管開放症に悩まされる日々が終わった。

信じるか信じないかは、あなた次第。

私を救ってくれた本。

Bスポット治療の生みの親の方の本。

効果的な鼻うがいやBスポットについて書いてある。

私の病状である、耳管開放症、副鼻腔炎、後鼻漏は全て上咽頭炎のせいだったようだ。

この本に出会わなければ、耳管開放症と一生のお付き合いになる所だった。

 

 

 この記事へのコメント

  1. タミ より:

    私は副鼻腔炎で苦労してます。お聞きしたいのですが、アストリンゴゾールは薄めていますか?

    • PON より:

      薄めてません。
      アストリンゴゾールの容器に直接綿棒を突っ込んでます。
      初めてするのであれば、結構ヒリヒリするので20%くらいまで薄めて様子見した方がいいかもしれません。
      炎症している部分に触れるとヒリヒリします。ヒリヒリする場所が悪さをしているので痛くても頑張って強めに塗り込んでみて下さい。
      私の場合は炎症している部分が腫れていてブヨブヨしている感触がありました。
      ご参考まで。
      あなたの辛い副鼻腔炎が少しでも改善されることをお祈りしております。

      • タミ より:

        ありがとうございます。薄めから様子を見ながらですね。
        濃度以外もいろいろと参考にさせていただきます。

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