最高な結果はすぐやる人に微笑む

成功したければ、すぐに行動に移しましょう。

あなたはやるべきことを知っているはずです。

例えばダイエットしたいと思った時にしなくてはならないことは、「運動する」「余計なものを食べない」ただその2つだけです。

どうでしょう?知っていて当たり前のことではないでしょうか?

ダイエットの例と同じように、あなたは成功するためにやるべきことを知っています。

しかし、多くの人が悩んでいるだけで行動をすることが出来ません。

なぜ行動できないのか

古今東西関わらず人間は言い訳が得意です。

それは恥ずべきことでもなく、人間の習性として、自分の精神を保つために刷り込まれているので仕方のないことです。

すぐに行動へ移せない人の言い訳の根底は「現状を維持したい」です。

この「現状を維持したい」という現象を心理学用語では、現状維持バイアスといいます。

人間はネガティブなことでもポジティブなことでも変化はストレスです。

平穏と激動だとどちらを求めますか?

多くの人が平穏を求めるのではないでしょうか?

平穏とは現状維持です。

激動は良くも悪くも不安定で刺激的です。

そのため、何か行動をしようとする時には脳がリスクだ、危険だと警鐘を鳴らしてしまい、現状維持のため行動をしないよう言い訳をしてしまうのです。

成功する確率

成功は行動した回数に比例します。

経営のエキスパートのMBAで経営のベストな方法を学んでも、最後に経営者として結果を残すのは、数をこなした人だそうです。

どんなに効率的でベストな方法で物事を実施しても結局は、行動した回数、行動した時間には勝てません。

つまり、いかに時間を使ったか、いかに回数をこなしたかに結果は比例します。

そのためには、まず行動し始めるという第一歩を踏み出しましょう。

第一歩踏み出すために

行動に移せないのは2つのパターンしかありません。

後回しにするパターン

まだ知らないことが多いので調べてからだったり、締切まで時間があるからというように追い込まれていないからというパターンです。

現状維持をしたいという欲求が勝っている状態です。

この場合は、そもそもする必要があることなのか根本的に見直しましょう。

一人の人間に与えられた時間は有限です。

「やった方がいいよなー」くらいな時はそのこと自体が無駄な可能性があります。

やることを減らすというのもすぐに行動するためには必要なことです。

荷物が多いと歩く気力が出にくく、そして歩く時間も長くなり、すぐに疲れてしまいますよね?

やるべきことが多いというのは荷物が多いのと同じです。

やるべきことにも関わらず、やれていない場合は明確な内容と数字でわかる指標を設定しましょう。

重要なことはやることの結果にフォーカスするのではなく、明確なやるべき内容と回数や期日のような数字でわかるものを設定しましょう。

ダイエットであれば、1週間で2kg痩せるという結果ではなく、痩せるために1週間で5回1時間のウォーキングをする。

仕事であれば、1週間で2件の商談を獲得するではなく。1週間で50社に訪問する。

結果ではなくやるべき内容にフォーカスするのは、人間は結果を求めると動けなくなるからです。

まず一歩を踏み出すためには、結果を出すことを考えすぎないにすることが必要です。

特に日本人は、完璧主義な気質が強いので結果は求めない方がいいです。

この日本人の完璧主義思考は良くも悪くも教育のせいだと思いますが…

整理ができないパニック

情報や物が多すぎて整理出来ておらず、パニックで何をしたいのか、何をすればいいのかわからなくなってしまっているパターンです。

情報に埋もれてしまうと、結局何がしたいのかの根本的な理由や動機がわからなくなってしまいます。

話の脱線やウィキペディアで調べものをすると帰ってこれない現象のことです。

情報が派生して派生して、そもそも何をすべきかの根本的な理由、動機からかけ離れていってしまいます。

そのためには情報や物は少なめにして交通整理をする必要があります。

インターネットが普及した情報社会は興味のある情報が入りやすく、目移りしてしまいますので調べすぎない、溜め込みすぎないようにしましょう。

調べても完璧な答えが待っている訳では無いです。

そして、調べて満足してしまいやるべきことは何も進んでいないという二次被害を防ぐためにも調べすぎは厳禁です。

では、調べすぎず情報を溜め込まないためにはどうすればいいのでしょうか。

まずはやるべきことを書き出します。

スマホやパソコンでは無く紙に書きましょう。

ノートや手帳が持ち運べるのでいいですが、メモ帳や付箋でもいいので、書き出します。その時に平仮名カタカナで構いませんので、紙に内容を箇条書きすることに集中します。

なぜ紙かというと、余計な情報が入ってこないからです。

スマホやパソコンだと、どうしても漢字って、言い回しって、カッコいい言葉使いや用語ってと調べものタイムが入ってしまうからです。

次に順番を決めます、なるべく最初に面倒だと思うことからしましょう。

面倒なものは後回しにしがちです。後回しにするとずっと残り続ける可能性が高いです。

そしてやる事リストのやる事ごとに何をどこまでするかを決めます。

一気に全て終わらせられるものもあれば、長期に渡ってしなくてはならないこともあると思います。

長期に渡ってしなくてはならないことは、さらにやる事を具体的に今日することまで細分化します。

会社で50社訪問するのであれば、

1.50社の社名をリストアップする、

2.電話番号と住所を調べる。

というようにさらに具体的なすることをリストに加えていくことで、目の前の消化しなくてはならないことが明確になり、余計な情報に左右されにくくなります。

具体的な目の前のすることがわかっていないと、「あっこれは必要かも」とせっせと無駄な情報を集めてしまいます。

このやることリストにするですが、私が社会人入りたてで、業務が増え始めた頃パニックになっている時に先輩に教えてもらいました。

このやることリストを作ると意外とやることって少ないなと感じます。

パニックになる時は、たいてい自分の業務量が分かっていないときです。

つまり登る山が大きいのか小さいのか、高いのか低いのか認識できていないから不安になったりパニックになったりしてしまうのです。

やることリストで箇条書きにすることで自然とやるべき一歩目がわかる、そしてひとつずつして減らしていくことで達成感も得られて、次の一歩に繋げやすくなります。

まとめ

行動をするためには、何よりも第一歩を踏み出すことです。

踏み出すためには完璧主義をやめ、情報を溜め込まないことです。

また、あなたはやるべきことを知っています。

もしかすると、やるべきことを整理出来ていないかもしれませんが、メモ帳とペンがあれば、10分で整理できることでしょう。

そして今、行動をすることこそ最善なことだと学んだと思います。

当然センスや才能というものはありますが、結果はしないと得られないものです。

難しいのは、結果は行動したからといってすぐに得られるとは限りません。

しかし、行動しないと結果を得る権利すら得られません。

「失敗は成功のもと」ということわざがあります。

人は学習する生き物です。失敗した分、その人には失敗したという財産が残ります。

そして、その財産が多ければ多いほど成功する確率は高くなります。

天性の才能は当然あります。しかし、全知全能な人間等いません。

間違いなく結果を出し続ける人は、失敗もしています。

しかし、失敗したとは考えず経験になったと考え次の一歩を踏み出しているはずです。

あなたは一歩を踏み出せていますか?

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