めんどくさがり屋は2種類。成果を出せるめんどくさがり屋とは。

私はめんどくさがり屋である。

自称めんどくさがり屋だ。

多くの人はめんどくさがり屋であると思う。

ということでめんどくさがり屋の本質について考えてみる。

結論から言うと、めんどくさがり屋には2種類いる。

「受動的めんどくさがり屋」

「能動的めんどくさがり屋」

この2種類。

字面からも分かるだろうが、受動的めんどくさがり屋は一般的に怠け者と言われる人間。

一方能動的めんどくさがり屋とは、要領の良い人間である。

同じめんどくさがり屋でも世間の評価は180度違う。

では、この180度の評価の違いはなぜ生まれるのだろうか。

人間というのは、何もしたくないという極限レベルのめんどくさがり屋というのはいないと思う。

そのレベルまでいく猛者は、生きるということすら放棄しなくてはならないので、めんどくさがり屋という枠からすらはみ出てしまう。

では、めんどくさがり屋とは何なのか。

「自分のしたくないことをしたくない」

「嫌なことは嫌」

何だか2歳児くらいの反抗期って感じだな。

大人のめんどくさがり屋は、この2歳児レベルの話ではないかというと、本質的には同じ。

大人だって自分のしたいことをしたいのである。

要は我慢が出来ない。

人間というか哺乳類全般の行動は、脳に支配されている。

脳というのは、「ワクワク、ドキドキ」を常に求めている。

脳はこのワクワク、ドキドキが快感らしい。

パチンコやギャンブル、違法薬物とかは、この脳が求めるワクワク、ドキドキをとても駆り立てる。

なので依存症になってしまう。

で、このワクワク、ドキドキが簡単に手に入るに越したことはない。

簡単にワクワク、ドキドキが手に入ることを脳が覚えてしまうと、何をするにもめんどくさいとなってしまう。

つまり、困難なことはしたくないというめんどくさがり屋の完成である。

このめんどくさがり屋は、付き合っているとマジで迷惑。

仕事はしねぇし、とにかく動かない。

いわゆる怠け者だ。

簡単にワクワク、ドキドキが入ってこないかただ待つのみの受動的めんどくさがり屋である。

受動的めんどくさがり屋のタチが悪いところは、文句ばかり言うところである。

ドキドキ、ワクワクをただ待っているだけなので、簡単にワクワク、ドキドキを手に入れられないと不機嫌になってしまう。

その結果不満ばかりを言う、自立心の無いアダルトチルドレン、最近の言葉だと「こどおじ」「こどおば」を生み出す。

では、本質的に同じめんどくさがり屋であるが要領のよい「能動的めんどくさがり屋」はどんな考え方をするのか。

能動的めんどくさがり屋は、「面倒ごと」があり続ける状態が嫌なのである。

なので、面倒ごとはさっさと片付けてしまいたいのである。

受動的めんどくさがり屋は、快感を求めるのに対して。能動的めんどくさがり屋は、不快な状態を嫌うという点で異なってくる。

そのため、面倒ごとがあった場合、受動的めんどくさがり屋は、不平不満を述べるだけで行動しない。

一方、能動的めんどくさがり屋は、面倒ごとを解決するために行動する。

だがめんどくさがり屋であるので、いかに楽に面倒ごとを切り抜けるかを考える。

この楽に切り抜けることを考える癖がついているので、能動的めんどくさがり屋はとても要領がよい。

同じめんどくさがり屋であるが、世間の評価は大きく異なってくる。

同じような考え方にも関わらず、こんなに大きな違いが出てしまう。

受動的めんどくさがり屋と能動的めんどくさがり屋で、どちらが良いかは明白である。

だが、同じような考え方であるので、受動的めんどくさがり屋は、要領の良い能動的めんどくさがり屋になれる資質を持っている。

能動的めんどくさがり屋になるためには、脳の癖を掴んでしまえば劇的に変えることができる。

その、方法がこの本に書かれていたのでオススメである。

「ついつい先送りをしてしまうが無くなる本」

 

ちなみに私は、やることを因数分解し細かく書き出してみることで能動的めんどくさがり屋に近づくことが出来ている。

 

 

 

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