こんにちは。管理人のPONです。
突然ですが「フラリーマン」って言葉を知ってますか??
文字だけ見ると、会社帰りにフラダンスでもするのかなとか思いましたが、そんなことは無く。。。
仕事が終わったのに、真っ直ぐ家に帰らない人のことらしいです。
声に出すと、「あぁ~納得となりました」
フラリーマンとは。。。
仕事を終えて退社してから、まっすぐ帰宅はせず、ぶらぶら寄り道しながら帰るような勤め人(サラリーマン)を指す俗な言い方。
昨今では政府が推進する「働き方改革」などの効果もあって退勤後に比較的自由な時間が持てるサラリーマンが相対的に増えている。その時間を持てあまし、飲食店や娯楽施設で暇つぶしに興じてから帰宅するようなあり方も増えつつある。
weblioから引用
フラリーマンの意味・解説
<https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3>
フラリーマンの存在について
私はフラリーマンというものが存在するのをまったく知らなかったのですが、2017年秋頃からNHKでフラリーマン特集をするくらい、たくさんのフラリーマンがいるようです。
昨今の政府や企業が推進する「働き方改革」で早く会社から帰りなさいと言われたサラリーマンが、街にある喫茶店、電機屋、スーパー、デパート等に寄り道をして仕事のストレス解消や、ひとりの時間を取るために、このような道草をして家に帰るという行動をしているのです。
インターネット上では賛否両論が起きているようで、特に育児をする主婦を中心に怒りの声が多く「許せない」「イライラした」と投稿があいついでいます。
NHKの放送では、ある男性から「早く帰っても育児の邪魔になる」との意見に、アナウンサーから「家事を女性に任せる前提はよくない」との指摘もあったようです。
一方で主婦からは「早く帰ってこられても困る」「どーでもいい」「ひとりの時間も重要」という男性には嬉しい貴重な意見もあるようです。
フラリーマンの問題
フラリーマンの問題は、家庭持ちの人にだけ当てはまります。
独身の一人暮らしなんて、真っ直ぐ家に帰らず寄り道し放題、男性の一人暮らしなんて家でご飯も食べないし、家にいるのは寝る時だけみたいな人もいると思います。
最近の独身男性は、外に飲みにも行かないので真っ直ぐ家に帰る人が多いみたいではありますが。。。
家事・育児は誰がするか問題
男性に家事・育児の意識調査アンケートを取ると7割以上が「夫も家事をするのは当たり前」と回答があったそうです。
また、世間の常識としても男性でも家事をするのが普通と思われています。
ですが実際のところ男性で、家事をどんだけ手伝っているのかですが、「夫1~2割、妻2~8割」というのが現状のようです。
この世間との認識ギャップが、男性が家に帰りたくないという気持ちを生んでいると思います。
家に帰ると家事・育児をしなくてはならないという重いプレッシャーが、「フラリーマン男性」にのしかかっているということですね。
私は家事・育児ができるので、あまり家に帰りたくないというのはありません。何なら料理は嫁より上手だと思いますし、精度を求めないなら掃除や洗濯も嫁よりも効率よくできるというより、していると思います。
ですが、とりあえず終わればいいだろうという感じで適当にしているので、嫁から指摘が入ることも。。。無言でなおされていることもあると思いますが、家事をしていることが重要だと思っています。
という自分は家事をしているよという自慢をしたかった訳ではありません。
日本人男性が家事をしない理由が、日本の完璧主義体質にあると私は思っています。
「料理は美味しくなければいけない」
「掃除は隅から隅までキレイにしないといけない」
「洗濯ものは、しわなく干して、キレイにあった場所にしまわないといけない」
そんな脅迫感情めいたものを家事と言うものに、意識を持っているのではないでしょうか。
また、日本人は恥をかくのを嫌いますので、出来なかったことを怒られたり、指摘されたらモチベーションを一気に失います。
例えば、家庭で家事を少し失敗をすると鬼の首を取ったように、「お皿高かったのに、なんで割ったの!!」とか言ってませんか?
男性は家事・育児については、子供と一緒で、やり方を一から教えて、褒めて伸ばすことをした方がいいです。
という訳で男性は家事・育児を「したくない」のではなく「できない」というのが真実のような気がします。
フラリーマンの皆さん、少し早く家に帰って皿洗いから始めてみませんか?
平等という価値観
・夫の稼ぎのみで生活、嫁は専業主婦なのに、なぜ夫も家事をしないといけないのか。
・家庭が子供中心に回っていて、自分の居場所が家庭にないので帰れません。
こんな感じの意見があるのですが、人間と言うのは、不利や不安になった時に平等を叫ぶ傾向があります。社会情勢が不安になったり、経済が下降すると平等を求める人が増えますよね。
公務員叩きとかもろにそうですよね。景気が良い時には特に言われませんが、不景気になると公務員が叩かれる。
フラリーマンの人の言い分としては、仕事で疲れていて、家に帰ると家事をしないといけないという不安・不利な立場なので、「家にお金をおさめているのだから、帰らなくてもいいだろう」という金銭と労働での平等を主張するのです。
さらには家庭内で、子どもが中心という子どもに対してさえ立場の平等を求めるのです。
・共働き家庭なのに、フラフラ寄り道をして、帰ってこない夫のせいで妻だけが家事・育児をしないといけないのか。
この意見は逆に、家に取り残された嫁側の意見で、「なぜ働く時間も一緒で、似たような給料を稼いできているのに、私だけ家でも外でも働かなきゃならんのだ」という意見ですね。
これは嫁が頑張っているので、フラリーマンをしている夫に文句を言っていいと思います。せめてフラリーマンができない土日にしっかり家庭のことをさせて、嫁は友達とランチにでも出かけましょう。
まとめ
フラリーマンの問題は独身ではなく、家庭持ちに起こる問題です。
問題は夫が家事・育児をしたくないために、フラフラと寄り道をして家に帰ってこないことにあります。
しかし、日本の男性は家事・育児をできる人が少なく、家事嫌いな人が多いのが実情です。これは日本人の完璧主義が男性の家事・育児に対するハードルをあげています。
旦那に家事を教える時は、子どもに教えるのと一緒で、一から説明してあげて、出来たら褒める。できなくてもここは出来たから、次はこうしようと長い目でみてあげましょう。
男性は凝り性なので、家事にはまれば自分から積極的になるような気がしますよ!!
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