【ブラック企業 】Sierの労働環境について語ってみる【ホワイト企業】

こんにちは。管理人のPONです。

あまり、労働環境がよくないと思われがちなIT業界ですが、その中でも私の勤める会社の所属するSier業界について語ってみたいと思います。

IT企業がブラックだと有名にしたのは、「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」というこの映画の影響が大きいのでは無いでしょうか。

家に帰れないって本当にあるの?

この「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」という映画はソフトハウスと呼ばれる会社の出来事ですが、大なり小なりSierでも似たようなもので、デスマーチと呼ばれる「家に帰れない、仕事が終わらない」現象は起こります。

お客様からは、無茶な納期を言われ、営業はお客様と交渉もせず要件があやふやなままシステムを構築しないといけないという時にデスマーチが起こります。

また、受注前の提案段階でも、資料作りに追われ朝までコースという場合もあります。

システムが止まったお客様先に行ったらシステムが再稼働するまで、数日間の軟禁状態なんてこともありますね。

家に帰れないということはSierで働いていると大いにあり得るというのが、真実で事実です。

Sier企業ってブラックなの?

朝まで帰れないとか、お客様先に軟禁とか聞いているとめちゃくちゃブラックじゃん!!と思われると思いますが、毎日、毎回の案件かと言われるとそうでもありません。

当然平和な時期もありますし、も大きな要素です。

営業がしっかりしていて、お客様としっかりネゴをしていたり、プロジェクトマネージャがしっかりしていて、炎上しそうなプロジェクトのリスクをうまく潰したりと人に依存することも多々あります。

このように、必ずしもIT技術でブラックな環境を回避するのでは無く、コミュニケーションスキルやネゴシエーションスキルで切り抜けることも可能です。

なので自分の努力次第で、ブラックな環境を、ギリギリでグレーには持っていけると思います。

また、Sierといっても、全員がエンジニア、営業ではありません。人事総務もいれば、保守コールセンター、物流倉庫等の業務もありますので、働いている部署によっても大きく環境は異なりブラック職皆無な部署もあります。

同じ職種の部署でも隣の課は毎日定時に帰れているなんてこともあるので、やはり運(上司が優秀、担当営業が優秀、エンジニアが優秀、お客様が良い人)の要素も大きいと思います。

ホワイトなSier企業ってあるの?

Sierの労働環境が決して悪いかと言われると、大手と言われるSierであれば悪くはないと思います。

大手企業であれば、有給休暇はしっかり取れますし、出張で色々な地方を回ることもできます。

あと、精神や体調を壊すことが一定数いることは認めざるを得ない事実ではありますが、すぐにクビを切られることもありませんし、比較的楽な、総務や倉庫等の事務方の部署に異動をしてくれたりもします。

そして、給料は間違いなく良い部類に入ると思います。

仕事量が多く、残業が多く結果を残せている部署だと30代で1000万近く貰っているいるような人もいますし、たいして働いていない営業事務の正社員で500万とか貰っていたりもします。

コストパフォーマンスで言うと、まぁまぁ高いのではないかなと思います。

まとめ

Sierの労働環境は、全てがブラックな訳ではないです。

自分の努力次第で、ブラックではなく、グレーにまでは持っていけますし、部署によってはホワイトな環境があります。

また、大手Sierの給与体系はそれなりによく、コストパフォーマンスではオススメできる業界だと思います。

 

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