男女の付き合いには上等文句がある。
「あなたは変わってしまった。」
中高生の初々しい「アオハルかよ!!」な付き合いでも少し時間が経つと「あなたは変わってしまった。」という言葉が出てきます。
結婚して数年経った仮面夫婦では何度もこの言葉が飛び交ったことでしょう。「あなたは変わってしまった。」
言葉としては、単純明快。
「変化した」ということですね。
そうなんですが、何が変化したのかに着目すると男女の変化に対する考え方が見えて面白い。
そもそも男女で物事に求める性質が異なるので、自ずと変化に対する考え方も違うのです。
男は基本スペック、女はオプション
男というのは女に対して、スッピンがかわいい、胸がでかい、尻がプリっとしている、腰のラインがスラッとしているとか基本スペックを求める傾向にあります。
たまには、ブスが好きとかデブが好きとかいますがそれもまた基本スペックです。
一方で女は男に年収が高いとか、会社ブランドとかオプションスペックを求める傾向があります。
これは、物を買う時も同じです。
わかりやすいのは車の選び方です。
男だとまずは馬力、排気量のように基本的に変更出来ないベース部分を求めます。
女は色やカーナビ等のオプションスペックを求めます。
つまり男は不変を求め、女は変化するものを求めます。
男は一貫性が大事な訳です。
女は結婚すると体型が変わる人が多いです。幸せ太りってヤツです。
しかし、思い出して下さい。
男は基本スペックを求めます。
ここでの基本スペックとは、出会った時、付き合い始めた時。男が「ここが基本(ベース)だ」と思ったところでの女の容姿です。
男の思う基本スペックから変化すると不平不満が出てきます。
そのために女が太ると男は「結婚したけれど、デブになって詐欺にあった気分。誰がドラム缶と結婚したいと言ったんだ」と言ったりするのです。
ちなみにここでデブが好きな男だと、女が、デブることはご褒美です。
もし女の方でデブる予定の方はデブ好きと結婚しましょう。
しかしデブ好きな男の場合、痩せてしまうと「結婚したけれど、痩せて詐欺にあった気分。誰がマッチ棒と結婚したいと言ったんだ」となってしまいます。
男は一貫性を求めます。太らず痩せず、可愛くなり過ぎす、ブスになり過ぎす変化しないことが重要です。
では、女の方はと言うと変化を求めます。
なので、女の言うことはめちゃくちゃ変わります。やることも一貫性がありません。
男からすると迷惑極まりないです。
付き合い始めた時に言ってたことが変わるくらいなら良いですが、昨日言ってたことすら変わります。
この書き方だと文句でしか無いので、フォローしておくと、女は柔軟性があります。
女は変化することを求めます。
なので子供が産まれたら、旦那に対して家事を手伝うとか、子供の面倒を見るとか状況に合わせてやって欲しいと思うのです。
つまり女は男に変化して欲しいのです。
いかに結婚前に「家事、育児は私が頑張る!!」と言っていた嫁だろうと変わります。
基準点は今なんです。
思い出して下さい。
女はオプションスペックを求めます。
オプションとは増やせるものです。
旦那が家事をできれば、育児を、稼ぎを、会社ブランドを。
より良く変化することを望みます。
過去なんて関係ない。
より優秀な子孫を残すために、より良いものを求める女に刻み込まれたDNAがそうさせるのです。
飽くなき欲求。女って怖い。
男は変わらないことを求め、女は変わることを求める。
そして男は変わらない。女は変わり続ける。
ダメ男はダメ男のまま。しかしダメ女は良い女に変わることができる。
ダメ男にご用心。
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