部屋が汚ぇ。机の上も、ロッカーの中もカバンの中も汚ぇ。
片付け出来ない人は大体4つとも当てはまるんじゃないでしょうか。
いや、台所もトイレも冷蔵庫のなかも汚いよという、もっとレベルが高い方もいるかも。
でもそこまでの猛者は片付けようとも思わないのでしょうね。
まだ手遅れじゃなく片付けたいけど片付けられない人だけ最後まで見ていって下さい。
片付けられない人って共通することがあります。
片付けられない人は、普段の行動をみているとわかります。
逆にそこを直せば片付けられる人になります。
それでは片付け下手から卒業しましょう。
Contents
ひと手間多い。
片付けできない人は、ひと手間多いです。
料理のひと手間は良いことですが、普段の生活で無駄なひと手間が多い人は間違いなく片付けられません。
買ったものを袋に置いたまま放置。
買ったものをパッケージから出して、パッケージのゴミも机に放置。
飲み終わったペットボトルをゴミ箱に捨てればいいのに、机に一度置いてしまう。
すぐに買ったものを片付ければ、いいのに机や床に放置してしまう。
すぐにゴミをゴミ箱に捨てればいいのに、机や床に放置してしまう。
郵便物も読んでいらなくなったものを捨てないで、机に放置。
そして、いざ片付ける時に、捨てるという行動をする時に、また目を通します。
そのため、2度も不要な情報を読むというひと手間かけてしまいます。
机や床に買ったものやゴミを置いてしまうという無駄な行動が、片付けられる人よりひとつ多いのです。
これが片付けられる人と片付けられない人の違いです。
人には一日の行動制限回数がある
人は1日に出来る行動の限界があります。
RPGゲームの技で使える回数と同じです。
時間の制約、体力の制約。
生身の人間にも体力ゲージ、精神力ゲージや時間ゲージ、行動の回数の制限があります。
人によって持っている行動の回数やゲージ量は違います。
体力の無い子どもは、時間ゲージも行動の回数も熟練度も低い。
ゲームと違うのは、時間ゲージは寝てる時間も消費されること。
生身の人間だと体力や気力はゲージとして見えませんが、腕を上げるのは1日5百回までとか、口を開くのは5千回とか、歩くのは2万歩とか。人それぞれ回数を持っています。
行動の回数制限があるにも関わらず、ひと手間加えてしまうと、無駄に1回分の行動カウントを使ってしまうのです。
そのため、いざ片付けしようと思っても行動カウントが残っておらず片付けられないのです。
いる物いらない物の判断ができない。
「まぁ待ってくれ。そもそも机や床に散らばっているものはゴミじゃない。」
「机や床に置いているだけで、もしかしたらまた使うかもしれない。」
そんなゴミや不要なものを捨てられないことが、片付けられない原因です。
重ねて厳しいことを言いましょう。
「お前が勝手に必要かもと思っているだけで、それはゴミだっ。」
1日の行動回数に制限があるように、人には処理できる物の数にも制限があります。
片付けられない人は、持っている物の数が多いのです。
「あっこれいらないかも。」と少しでも思ったら思い切ってすぐに捨てましょう。
「あとで役立つかも」という考え。
あとで役に立つかもと試供品やフリーペーパーを貰ってくる。貰ってきたけど役に立った試しがない。
思い当たる節がありませんか?
これは、ただ物を増やすだけの行為です。
先程も述べましたが、片付けられないのは物が多いからです。
何でもまとめてしようとする
片付け出来ない人は面倒くさがり屋の傾向が高いです。
そのため、食器洗い、洗濯物はこまめにせず、溜まってからします。
溜まってからなので億劫になる。
洗濯物は溜まりすぎて一度では、終わらず2回まわすことも。
食器も食器トレーに載らず、洗って拭いてを繰り返す。
行動カウントですが、普通の行動は足し算ですが、面倒くさいことは、面倒くさいオプションがついてきます。
面倒くさいオプションは、行動プラス2回分です。
つまり、普通のことだと1回+1回は2カウント。
しかし、面倒くさいことは面倒くさいオプションつきなので、3回+3回の6カウントです。
面倒くさがり屋が、まとめてしようと思うと面倒くさいオプションがつき、こまめにするより3倍面倒になります。
物を置く場所を決めていない
服も明日も着るからとそこら辺に脱ぎ散らかしたまま。
鍵や財布も何も考えず、そこら辺にぶん投げる。
また置く場所を決めていないことの二次被害が日常生活でよく物を無くすことです。
クレジットカードを無くすとか、保険証を無くすとか、鍵が見当たらないとか。
どこかに落としてきたのか、家のどこかにあるのか分からなくなるという、とても面倒なことになります。
対策
人に見られる意識
特に女の人に有効てす。
女の人は世間体を気にして生きているので、人様が家に来ると思うと片づけられる。
90歳を過ぎた祖母が言っていたのは、人が来ないなら掃除なんてしないそう。
ほぼ二~三日に一度は誰か来るので片付けられているというのです。
人に見られているという意識って必要なんですね。
片付け優先という考え方
私も高校生までは、全く片付けられない男でした。
片付けられない自分に嫌気がさしました。
そこで、やりたいことの前に片付けるというルールにしました。
新しい商品を買うとすぐに使いたくなりますよね。
新しいスマホをゲットした日なんて、ウキウキで使い倒すぞとなる。しかし、ここで自制心を働かせる。
いらない袋やシールはゴミ箱に捨てる。
箱が今後必要になるなら、棚に仕舞う。
ゴミや部屋を散らかす原因散らかすを無くしてからその後商品を使い始める。
こんなちょっとしたことの積み重ねが習慣になり、今はちゃんと片付けられるようになりました。
整理ではなく、捨てることにお金をかける
整理する道具にお金をかけるのではなく、捨てるためのものにお金かけましょう。
片付けを出来ない人は、無駄にファイルや掃除グッズを買ったりします。
そもそも片付けられないのだから、無意味です。
買った掃除グッズも整理用ファイルは使われないので、ただイタズラに物を増やすだけです。
キッチン用の小さい袋、キッチンストッキングはこまめに変える。
キッチンペーパーや台所スポンジ、洗剤はケチらずに使う。
ケチると作業効率が落ちたり2度手間になり面倒さがアップしてしまいます。
また洗面所、各部屋にゴミ箱を置くというように、楽にゴミを捨てられる環境を整えましょう。
片付けの本を読んでみてはいかが?
片付けと言えば、言わずと知れた「こんまりさん」。
片付けコンサルタントで、下記の本はミリオンセラーにもなっています。
アメリカの『TIME』誌の「最も影響力のある100人」にも選ばれる世界で一番有名な片付け名人です。
読んだだけでは知識だけです。行動をすることが一番大事です。
実行に移すために「実行力」もつけましょう。
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