良くも悪くもトランプ大統領はスーパースターであった。
まさに米国の顔。
2020年米国大統領選挙は、野球でいうところの2006~2007年の北海道日本ハムファイターズって感じ。
新庄というスーパースターにより、北海道が盛り上がり、パ・リーグが盛り上がり、そして日ハムは日本一の球団となった。
新庄が引退し日ハムはどうなっていくのか?
結果は翌年もしっかりリーグ優勝。優勝常連の常勝チームへ成り上がっていった。
小笠原、稲葉、森本、セギノール、ダルビッシュ。
しっかりチームの核となる選手達がいた。
そう。僕等がいた。
あっ「僕等がいた」は北海道出身の漫画家さんが描いてる、たぶん少女漫画最強の泣ける漫画。
「僕等がいた」の漫画は関係なくて、2006年の日ハムと2020年の米国大統領選挙の状況が似ているという話の大筋に戻そう。
トランプ大統領が誕生した理由は、世界最強の米国が中国に押され始め、最高、最強、世界一という米国のアイデンティティが薄れていたのもある。
アメリカ最強!!
USA.USA.USA!!
というTHEアメリカンな感じをトランプ大統領は演出していた。
実際大統領になると、ジャイアニズムを発揮し世界と良い意味でも悪い意味でも戦っていた。
だがそんな破天荒なトランプ米国。
実際目立つのはトランプ大統領であったが、真に米国支えていたのは誰か。
優秀すぎるプレイヤーであるGAFAMである。
しかもテスラとかいうプロスペクトなルーキーまで育って、、、てか育ちすぎてしまったのである。
新型コロナで市民に金をばら撒きまくった結果、ロビンフッダーとかいう悪食のイナゴまで発生。野球でいうと優勝争いするチームのニワカファン大量発生と。
ニワカファンはお金をたくさん落としてくれるという点でもそっくり。
つまりスーパースターにより、注目度や雰囲気、流れは変わる。
だが、スーパースター1人の力では強くはなれない。
結局のところ実力者がたくさんいるかが、チームの強さに繋がるのである。
つまり、優秀なプレイヤーの数が飛び抜けている米国は、大統領のスター性など不要で今後も成長し続けるのだろう。
トランプだろうがバイデンだろうが米国は成長を続けるストーリーがぶれることはない。
故に米国の株価は上がりつづける。
金融緩和政策が止まる転換期までは、株式市場は何も変わらんのだろうね。
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