こんにちは。管理人のPONです。
2018年のIT業界の就職事情は人手不足のため超絶売り手市場です。
中途入社も優秀な人はもちろんのこと、それなりな人材であれば引き抜き合戦を繰り広げられているみたいです。
たしかに私の会社も同業他社に転職してる人がここ数年は結構いる気がします。
やっぱり日本の景気はそれなりに良くなっていて、転職市場は活況のようです。
腕に自信のあるエンジニアはもちろん、営業も同業の会社に行くだけで給料が上がったなんて話も聞きます。
特にAI、ロボット、RPA、IoT関連はかなりの人材不足で、未経験でも大歓迎らしいです。
AI人材が約5万人不足、東大阪大のAI講座は即戦力育成の呼び水となるか
政府が2016年度に立ち上げた「人工知能技術戦略会議」では、AIの研究開発や産業化を担う人材育成を重視している。しかし、2020年には国内で求められるAI人材が約4万8000人不足するという調査もあり、AI人材の育成に向けた取り組みは急務だ。
<http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1707/31/news037.html>
MONOistから引用
という記事がある通り、大学に補助金をつけてAI人材を育てようとしていたりと、来たる新卒採用の予想もIT業界はかなりの売り手市場の予想です。
しかし、少し企業の採用方針も変化しているらしく、予定の人数を絶対に確保するという方針から優秀だと思われる人材のみを採用するという、人数確保型からスキル重視型になっているようです。
スキル重視になってきている理由は、人手不足で新卒社員の教育にかける人的リソースが少なくなってきていることも関係あるようです。
年々、新卒社員の即戦力化が求められるようになってきています。
また、働き方改革で社員の労働時間が短くなってきているため、仕事を覚える時間も短縮されてしまっており、自己学習や効率の良さを求めれているのが実情です。
そこで、2018年に新しくIT業界に足を踏み入れようという方に求められるスキルを記載してみたいと思います。
検索力(Googleと社内イントラと仲良くなろう)
IT業界に限らずですが、2018年現在の社会は情報社会です。
ビジネスに関わる人は、いかに情報を掴み、情報を有効活用をするかが求められています。
サラリーマンであれば、社内イントラ(社内ポータル)から社内に散らばっている、社内業務で必要な情報(技術資料、営業資料、マーケティング情報etc)を効率的かつ効果的に探し出さなくてはなりません。
当然、社内だけではなくインターネット上に散らばる情報もしっかりと探してこれる検索力が必要です。
この検索力ですが、かなり人によって優劣があります。同じサイトにたどり着くのに、1分で行ける人と1時間かかる人、たどり着けない人がいます。
なので有効なサブキーワードを含めた検索をするための語彙力を増やしておく必要があります。
ITトレンドの情報を収集し、活用方法を考える。
採用面接で重要になるのは、「なぜ我が社に入りたいのか」「あなたは我が社に何をしてくれるか」の2つです。
まぁ細かくは色々ありますが、この2つがキーになります。
そのためには、IT業界のトレンド動向をしっかりと収集する必要があります。そしてその収集したIT業界のトレンドの技術を使って何が出来るのか考えるクセをつけましょう。
・AIを使えばこんなに私達の生活は便利になる。
・ロボットを使えば、こんなに売上があがる。
などなどです。
採用面接をする人も、世の中のすべての情報を知っている訳ではありません。なので、あなたが知っている情報や情報の活用方法を面接官は知らないかもしれません。
面接官が知らなかった情報を知っている、しかもその情報の活用方法を知っているとなると、優秀な人材と捉えられます。
システムという概念を俯瞰的に把握する力
IT業界優秀な人ってどんな人かと言うと、システムという概念をしっかりと広い視点で分かっている人です。
当然、ゴリゴリの何でもできるエンジニアはすごいです。スキルとして突出しているというのはとてもよいことです。
しかし、全員が全員そんなスーパープログラマーやスーパーエンジニアになれるわけではありません。
なので、一番先に述べたように、単体のシステムがどのように動き、誰が使うシステムなのか。システムの重要度はどの程度で、障害があると誰が困るのか。
単体のシステムのはずが、実は別のシステムからデータを連携することが必要だったりするかも。というように目の前のことだけではなく、俯瞰的に広い視野を持って物事やシステムを見る力が求めれます。
まとめ
IT業界は、たぶん他の業界よりも情報の量は多いと思います。なぜならIT技術を使わない業種・業界はほぼ無くなってきているからです。
そしてIT技術を利用したシステムというのは、その業種・業界に合わせて作成する必要があるので、IT企業は導入する企業の事業内容を把握していなくてはなりません。
なので、ITの特にSierと言われるシステム構築企業には、IT技術だけではなく、製造業や流通業などの他の業種・業界の情報も溜め込まれていたりします。
そのため、膨大な情報から適切な情報を検索し、情報の活用方法を考え、その情報を俯瞰的に捉えることができる人材を必要としています。
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