片岡篤史と清原和博から学ぶ。結果を出し続けるための考え方。

「自分たちの発想でプレーの質を上げていく」by片岡篤史

「技術よりも取り組む姿勢が大事」by清原和博

1980年~1990年代で甲子園最強の高校はどこか。

多くの人はPL学園を思い浮かべるであろう。

甲子園優勝に最も近い高校と言われ続けたチームスピリットは何なのだろう。

PL学園と言えば甲子園最強の栄誉と暴力事件の不名誉で有名。

寮生活では先輩のお世話を後輩がする付き人制度があったりとにかく異質。

片岡篤史、清原和博のPLの強さについての対談ではそんな異質な生活でのプレッシャーが強くしたと言われている場面もあった。

だがそんな異質な生活の話の中でも、特に重要とされていた考え方は、成功するための基本的なことであった。

まずは自分たちで考えること。

自分たちでいかにより良くしていくかを常に考えていたようだ。

グランドでの団体練習もそうだが、個人での練習でも、雨の日の練習が出来ない日も。

とにかく自分たちの頭でより良いプレーをすることを考えていた。

ミスをすると連帯責任で罰が待っているので、より自分たちで考えなくてはならない環境だったというのもあると思うが。。。

とにかく人に言われたことをするだけでなく、自分の頭で考え、ミスをしないために、最大の結果を出すために自発的な行動をしていたということだけは間違い無い。

つまり彼等は高校生ながらPDCAでの改善活動をしっかりと行っていたということである。

さらに、興味深いワードがある。

「姿勢」という言葉である。

守備での捕球姿勢もそうだが、何よりも取り組む姿勢が重要視された。

野球道具を大切にする。

周囲の状況を確認する。

対戦する相手、グランドコンディション。

自分でコントロール出来ることは、自分の有利になるよう取り組む姿勢が大事という教えがあったようだ。

相手チームへのプレッシャーのかけ方。

自分がプレーするグランドは、守備につく度にならしてイレギュラーしないように整える。

技術は勿論大事だが、その前段階の基本的な考え方で、自分が少し気をつければできる環境を整えるということをしっかりとしていた証明である。

継続した結果を出すためには、自分で考え、自分が有利な環境は自分が作るという取り組む姿勢が重要である。

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