世の中には残念な大人がたくさんいる。
何だかコロナの接触アプリでtwitterが荒れている。
正直怖いけど、自分が何が出来るかを考えてみました。-
批判の文化が日本を技術後進国にしているかもしれないという話 – メソッド屋のブログ https://t.co/OH8uk5shYA ” #はてなブログ— TsuyoshiUshio (@sandayuu) June 21, 2020
IT系の会社に勤めているので、少しだけ書いておこうと思う。
日本の国民性として、完璧主義っていうのは間違いなくある。
そしてソフトウェアにバグが無い完璧なものなんて無い。
ソフトウェアを作る人間が不完全な生き物なんだから仕方ない。
だが日本人は完璧主義である。。。
なのでソフトウェア文化が育たないんだろうなというのは理解できる。
失敗出来ないアプリ開発なんて無理ゲーじゃん。誰もやりたくないよ。
実際やりたくないから、イヤイヤで働いているIT低スキルのエンジニア多いもんね。
この日本の完璧主義って、劣等感からきているんだろうなーと勝手に想像している。
自己肯定感が低く、劣等感が溢れているので、何に対してでもとにかく叩くための材料を探す。
何かそんな国民性。
そして、さらに面倒なのは「してもらうのが当然」というスタンスであること。
「お客様は神様だ」に代表されるように、少しでも優位な立場であれば全てのワガママも受け入れ、意見が絶対であるが如く振る舞うのである。
上司至上主義、年功序列が絶対みたいなところもあるしね。
なのでちょっとでも優位に立つために権威を振りかざすんだろうと思う。
権威って本当は尊敬とかで得られれば良いのだろうけど、残念な人は揚げ足を取ったり、批判したりでしか権威を得られないと思っている。
批判するのが目的なので、その状況を打破するための対策行動をしないのも特徴かな。ビバ評論家スタンス。
また、ITって本当にロジカルに考える必要がある。
そして、ITって概念的なことを決める要件定義や基本設計の上流工程、機能実装する構築、コーディングのような下流工程がある。
この上流から下流までの流れを分かってないヤツが多すぎる。
プロジェクト全体を見るみたいなことを出来ないヤツがネットで大企業のIT屋のことを叩く構図。
日本人って広い視点でロジカルに物事を見るのが苦手みたいなので、プロジェクト管理を出来る人少ないんだよね。。。
これは日本語という言語のせいな気がするけど。
主語がなくても伝わるとか、起承転結で物語性が大事とか。。。要点がとても掴みにくい言語。
そんなふわっとした言語で育ってきた日本人は、要点を捉えきれずふわっとしたまま生きているのだろう。
今回のコロナアプリの件では、そんなふわっとした人が自分の得意分野の本当に細かい所だけを見て、揚げ足とって俺スゲーをしている。
「俺はユーザー様だぞ!!」
「使ってやるから俺様の思う完璧な理想なアプリにしたまえ!!」
「あれもこれも俺様の理想通りじゃない失格!!」
みたいな。
コロナアプリを作った人に対して感謝しろと言っている人も何かズレている気がするけどね。。。
好意とか善意ってのは押し付けるものではないからね。
そんな強制された好意や善意なんて無価値だし無意味。
まぁアホには触らないのが1番なんだよなと思う。
今回のコロナアプリのベターなスタンスは「作ったやつ凄くね」くらいでいいと思うんだけどな。
コロナアプリは完璧なものを作るのが目的じゃなく、スピディーにリリースして、多くの人にインストールしてもらうことである。
その点では今回のプロジェクトは成功だとおもうんだけどね。
コロナアプリ作成者の方々お疲れ様でした。
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