日本では、年金だけでは老後に2000万~3000万足りないと騒いでいますね。
元ライブドア社長のホリエモンさんが「年金デモに参加するやつはバカ」と発言し、いい感じの炎上をしてます。
まぁ私も日本人的なお上である国や自治体が救ってくれる。
平和に満足できる生活を保障してくれることが当然という考え方はナンセンスだと思います。
ですがデモを起こしたこと自体はいいことかなと。
抗議するため、デモをすること自体は権利ですし年金を頼りに生きていた人には理不尽だと理解できます。
年金だけで生きていこうなんて考えは甘いとは思いますが。
そもそも、あと何十年後に日本があるかも分からないです。
グローバル化が進み国という枠組みが維持されるのかも不明です。
またビットコインのような仮想通貨によって通貨概念が根底から崩されることもあります。
数日前にはFacebookが銀行のようになってしまいそうなニュースもありました。
「Libra(リブラ)」というFacebook仮想通貨を発行する予定とのことです。
米フェイスブックが2019年6月18日(現地時間)に発表した仮想通貨「Libra(リブラ)」のニュースは一瞬で世界中を駆け巡った。開始時期は2020年。提供エリアについての詳細はないものの、国境を越えた決済や送金時に特に威力を発揮するだけに、日本でも法体系に即した形で提供を始める可能性がある。
続きは日経ビジネスで
Facebookの仮想通貨「リブラ」の衝撃
何故かあまり騒がれていない気もしますが…かなりなインパクトあるニュースだと思うんですけどねー
Facebook程の巨大企業が銀行化してしまったら、既存の銀行なんていらなくなるんじゃなかろうか。
Facebookが始めたら、Google、Amazon、アリババあたりも同じようなこと考えてて始めちゃうだろうし。
この巨大企業の仮想通貨発行が怖いのは、最初は各国の通貨との等価交換(昔の金本位制に近い考え)で運用し、利用者が拡大したところでFacebook等が通貨発行数量を調整してしまえることです。
つまり、世界経済を一企業が統制し得る可能性が出来てしまうのです。
そうなると通貨発行管理をする日銀、FRB、ECBなんかは存在意義が薄れます。
通貨の価値担保を公的機関ではなく、一企業がする世界が来るかもしれないのです。
そうすると国を信じるか、企業を信じるかという今まで考えてもみなかった世界が待っているかもしれません。
いくら企業が
「コンプライアンスだ!!」
「CSRだ!!」
「ダイバーシティだ!!」
と言っても利潤を追求するこが目的の株式会社では、人権問題、福祉サービス提供、公共設備維持を到底運営できると思えません。
日本では、日本国内の年金という古い制度の話で小競り合いが起きていますが、世界では、そもそもの通貨概念、国の概念を変えるようなインパクトがあることが起こっています。
資本主義とそれを支える株式会社制度も転換期が近づいているのではないでしょうか。
年金がーと言っている場合では無い気がしますね。
これからの時代はお金を持っていることはそこまで重要ではなくなるかもしれません。
何故なら一企業がお金の価値をコントロールする可能性があるからです。
簡単に言うと楽天ポイントが世の中の通貨になるかもしれません。
日本円はなくなり楽天ポイントだけで生活しないといけないかもしれません。
期間限定ポイントで、気づけばポイントが全て無くなっているかもしれません。
冗談みたいですが、Facebookがやろうとしていることは、まさに世界をFacebookポイントで支配することです。
そうなるとお金なんて意味があって無いような世界になります。
そうなると普遍的に意味のあること、いかに価値を生み出せるかの時代に突入するのではないでしょうか。
足が速いとか、人を笑わせる能力があるとか、ゲームがうまいとか、人より秀でていること、人より秀でていることをアピールし世界に発信できることが必要になってくるでしょう。
日本人的な誰かが何とかしてくれる。私は平和に暮らせるようにして貰って当然のような受け身かつ平和ボケした考えだと10数年後には泣きを見る可能性が高いです。
今のうちから自分の価値は何か、価値の最大化をする努力をしていくべきだと思う。
お金の額面上ではなく、お金の価値の意味を考えられないようだと本当に生活が出来なくなってしまう世界が来るかもしれません。
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